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東照宮の拝殿が解体

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このニュースを見て2回ドッキリさせられた。まずは東照宮。東照宮といえば日光東照宮が有名だが、その他にも主に東日本を中心に様々な東照宮が存在する。このニュースの東照宮は青森県にある弘前東照宮で、今年破産してしまったとのこと。弘前東照宮の歴史は1617年に津軽藩の二代藩主津軽信枚が弘前城本丸に勧請したことにより始まり、1628年に現在の地に社殿が造営された。約400年の歴史がある弘前東照宮にも、当然のように重要文化財があり、2回目のドッキリは重要文化財が解体!?というわけである。実際には重要文化財に指定されていたのは拝殿ではなく、そのすぐ後ろにある入母屋造りの本殿であった。とは言え、所有者が破産したということは、本殿の所有権が誰かに移転されることを意味しており、おちおちしては居られない。当初は敷地全体を購入した不動産会社が購入すうることを検討していたようだが、文化庁から東照宮の修理、管理費用に約4700万円かかると言われて購入を辞退したらしい。最終的に本殿は弘前市に譲渡されることが決定したようだ。本殿の所有権は弘前市になったものの、周囲の土地は不動産会社に売却され更地化されているので、今後は本殿の移転を含めて維持管理方法が発表される見込みである。文化財の危機ということで余談を許さないものの、とりあえず公的な管理下に置かれひと安心といったところ。

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