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姫路城の歴史と写真素材
特別名勝




歴史と見所

姫路城はユネスコの世界遺産に登録されている。さらに、国の特別史跡にも指定される姫路城は日本に現存する最高であり唯一の本格的な造りの城郭建造物である。その理由は、大天守と4棟の小天守による連立式天守をはじめとする独特の建築構造と、別名白鷺城とも呼ばれる美しい形容、要塞として精巧な意匠と工夫の凝らされた巧みな機能、櫓、壁や門、堀など城全体がよく保存され、内曲輪の城郭建築がほぼ完全に当時の様式のまま残るためである。姫路城の大天守は5重6階で、4棟の小天守のそれぞれと渡櫓でつながり、これら全てが国宝に指定されている。姫路城は小高い山や丘と平地を包括した山城と平城の折衷式の城で平山城に分類される。
 姫路城は1333年に赤松氏がここに砦を築いたのが最初といわれる。戦国時代になると小寺氏、黒田氏が城主となった。現在の天守閣は1560年頃の建造と推定されている。1580年に羽柴秀吉が姫路城の城主となり、その後、秀吉が1585年に大坂城に移ると弟・羽柴秀長が城主となった。さらに、秀長が移ると今度は木下定家が城主となった。江戸時代になると徳川家康の娘婿・池田輝政が西国と大坂城への抑えとして52万石の大名となり入城し、同時に姫路城の大改修を行った。池田氏が三代続いた後は本多忠政(忠勝の長男)が城主となった。忠政は長男・忠刻と千姫(秀忠の長女で元は豊臣秀頼の妻だった)のために西の丸を整備し、現在の姫路城の形がほぼ完成した。その後は松平氏などが城主を歴任し、酒井氏の時に明治維新を迎えることとなった。
 姫路城は建築以来400年の歴史の中で、戦にまみえることなく、近代の戦災に遭うこともなかたため、天守や櫓、門、石落としなどの保存状態が非常に良い。また、お菊井戸等の伝説も多々残る。

写真素材


アクセスと旅行情報

拝観料・入場料・料金姫路城大人 600円、小・中学生 200円
姫路城・好古園大人 720円、小・中学生 280円
姫路城・博物館・美術館大人 800円、高校・大学生 720円、小・中学生 320円
時間9時~17時(入城は16時まで)、6~8月は1時間延長
休み12月29日~31日
アクセス・行き方・交通姫路駅から北へバスで5分、徒歩で15分
駐車場大手門駐車場 (3時間まで500円)
周辺地図・マップmapion
住所兵庫県姫路市安田4-1


参考ページ


商用写真



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