北海道遺産は北海道遺産構想推進協議会が策定した、次世代へと引き継ぎたいと思う有形・無形の財産のうち北海道民の宝物である。第1回目は平成13年に25件が、第2回目は平成16年に27件が決定され、現在は計52件が北海道遺産に指定されている。北海道の豊かな自然、北海道に生きてきた人々の歴史や文化、生活、産業といった学術的な価値や美的な価値、地域が保全・活用に取り組んでいるものや、今後の取り組みに期待できるものなどの思い入れの価値などを基準に選考された。