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ル・コルビュジエの建築作品 -近代建築運動への顕著な貢献-
世界遺産推薦中




 ル・コルビュジエ (1887~1965)の建築群。
 世界遺産暫定リスト登録時にはフランス(クック邸、ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸、サヴォア邸、ジャウル邸、ペサックの集合住宅、カップ・マルタンの小屋、救世軍難民院、スイス学生会館、ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート、マルセイユのユニテ、ロンシャンの礼拝堂、ラ・トゥーレットの修道院、サン・ディエの工場、フィルミニの建築物群)、ベルギー(ギエット邸)、スイス(ジャンヌレ邸、シュウォブ邸、レマン湖畔の小さな家、イムーブル・クラルテ)、アルゼンチン(クルチェット邸)、ドイツ(ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅)、日本(国立西洋美術館(本館))、インド(チャンディーガル)の計7ヶ国、計23物件が選定された。
 2008年、フランス政府から推薦書を提出する直前にインドが辞退し、計6ヶ国、計23物件となった。
 2009年、第33回世界遺産委員会で審議された結果、情報照会となり世界遺産の登録が延期された。その後の構成資産の見直しで名称が「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」(L'oeuvre architecturale de Le Corbusier - Une contribution exceptionnelle au Mouvement Moderne -)に変更された。
 その後、推薦資産が見直され、クック邸と救世軍難民院とシュウォブ邸を除外して構成資産を19件として2011年に再推薦された。同年のICOMOSによる勧告では不登録に、第35回世界遺産委員会では継続審議とされ、前回よりも厳しい結果となった。一方で、ICOMOSはフランスの3件(サヴォワ邸、マルセイユのユニテ、ロンシャンの礼拝堂)については、顕著な普遍的価値を認められるとした。

世界遺産の範囲

コア地帯 
合計計19件 (6ヶ国 / フランス (14), 日本 (1), アルゼンチン (1), ベルギー (1), ドイツ (1), スイス (4件))
備考2008年:インド(チャンディーガル)は推薦前に辞退。
2011年:フランス(クック邸と救世軍難民院)、スイス(シュウォブ邸)を除外。

フランス

ジャウル邸 (Maisons Jaoul)
ペサックの集合住宅 (Cite Fruges)
カップ・マルタンの小屋 (Le Corbusier's Apartment, Immeuble Molitor)
スイス学生会館 (Pavillon Switzerland, Cite Universitaire)
ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート (Immeuble Molitor)
マルセイユのユニテ (Unite d’Habitation)
ラ・トゥーレットの修道院 (Couvent Sainte-Marie-de-la-Tourette)
サン・ディエの工場 (Usine Claude et Duval)
フィルミニの建築物群 (Firminy-Vert site)
ロンシャンの礼拝堂 (Chapelle Notre-Dame-du-Haut)
サヴォア邸 (Villa Savoye)
ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸 (Maison La Roche et Jeanneret)

日本


アルゼンチン

クルチェット博士邸 (Maison du Docteur Curutchet)

ベルギー

ギエット邸 (Maison Guiette)

ドイツ

ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅 (Weissenhof-Siedlung Houses)

スイス

ジャンヌレ邸 (Maison Jeanneret-Perret)
レマン湖畔の小さな家 (Villa le Lac)
イムーブル・クラルテ (Immeuble Clarte)

関連リンク

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参考ページ


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