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世界遺産の城の写真集



目次
一覧 本丸御殿・二の丸御殿
世界遺産 移築された城門
天守閣が国宝 日本100名城
天守閣が重要文化財 ヨーロッパ100名城
門・櫓が重要文化財


 世界遺産に登録されている日本の現存する城は二条城(登録名:古都京都の文化財)、姫路城(登録名:姫路城)の2ヶ所である。 現在の二条城は徳川家康によって1603年に築城された。二条城は江戸城に居住する徳川将軍家が京都に上洛する際の滞在場所として、初代家康、2代秀忠、3代家光に使用された。その後、将軍が二条城に入場することが無いまま約230年が経過した。幕末になると、14代家茂が、15代慶喜が入城し、1867年この地で大政奉還が行われた。二条城には二の丸御殿と本丸御殿があるが、江戸時代に建てられた御殿は二の丸御殿のみで、本丸御殿は皇族の四世襲親王家の桂宮家の邸宅を明治時代になってから移築したものである。二の丸御殿の6棟は国宝に指定されている。別名は元離宮二条城と呼ばれている。姫路城は1346年に赤松貞範によって築城された城が原形となっている。築城後は城主が小寺家、赤松家、黒田家、羽柴家等にかわり、1600年に池田輝政が城主となった。この際に姫路城を大きく改造し、現在の姿になった。姫路城の天守閣は1棟の大天守と3棟の小天守を渡櫓で接続する連立式望楼型となっており、これら8棟は国宝に指定されている。別名は白鷺城と呼ばれている。
 また、往時に建設された建物は現存しないが、沖縄にある琉球王国の城跡・首里城跡、今帰仁城跡、勝連城跡、中城城跡(登録名:琉球王国のグスク及び関連遺産群)の4ヶ所も世界遺産に登録されている。また、天守閣が国宝に指定されている5城の一つである彦根城は世界遺産に推薦するにあたり、1992年に国内の世界遺産暫定リストに登録されたものの、既に登録されている姫路城との差異や、登録コンセプト案の見直しにより、2015年現在推薦の目処が立っていない。彦根城は城郭や建造物が良好に残されているとされ、さらに姫路城には無い御殿(再建)と能舞台(現存・彦根市指定文化財)、大名庭園・玄宮園(名勝)が残されている。


写真集 (二条城)


写真集 (姫路城)



一覧
天守閣が国宝

参考ページ


商用写真



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